遺品整理と形見分けとは?処分方法と業者選びの注意点も解説

終活が流行語になる昨今、『遺品整理について』のご相談が急増中です。

今回は意外と知らない、遺品整理と形見分けの違いを簡単に解説します。

また、遺品の仕分け方や、処分方法、業者選びの注意点などもあわせてご紹介いたします。

家具・日用品・生活雑貨・家電・趣味のコレクション品など、整理をしなければならないものが多いと、ご遺族の方は大変な作業となります。

初めての遺品整理でも困らないよう、アドバイスさせていただきます。

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そもそも遺品とは何のこと?

遺品とは、故人が使っていたものや所有していたもの全てを遺品といいます。

なかでも、金銭価値のあるものは「遺産」として区別されますので、客観的にみたとき、金銭価値の低いもの全般遺品とされます。

遺品となるもの(例)

  • 家具や家電などの家財道具
  • 衣類、靴、バッグ、眼鏡などの日用品
  • 写真、手紙などの故人の思い出の品 など

 

 

遺産にはマイナスの遺産もあり!

遺産とは、故人がのこした財産のことです。また前述したように金銭価値のあるものを「遺産」と呼びます。

そしてプラスの財産だけでなく、マイナスの財産(負債)もすべて含んで遺産と呼びます。

遺産に含まれるもの(例)

 

プラスの遺産(財産)

  • 土地・建物などの不動産
  • 現金・預貯金・有価証券・株券・ゴルフ会員権など
  • 自動車・船・航空券など
  • 骨董品・貴金属・美術品などの動産
  • 家財道具 など

 

マイナスの遺産(負債)

  • 借金
  • 税金
  • 未払いの債務
  • 損害賠償金 など

 

遺産相続とは?

相続とは、被相続人(故人)の一切の権利と義務も承継することと民法で決められています。
よって、プラスの遺産(財産)だけでなく、マイナス遺産(負債)もすべて相続しなければなりません。

また自分が相続人だからといって、遺産を勝手に処分したり、売却したり、自分ひとりのものにしてはいけません。
あとあと、相続人同士のトラブルに発展する可能性があります。

きちんと相続人全員で遺産分割協議の手続きをすすめるか、分からない場合は、お近くの行政書士さんに相談してみてくださいね。

  

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形見とは?遺品と形見の違い

それでは形見とは何でしょうか?
形見とは、遺品に含まれますが、特に、生前故人がよく身につけていたり、大切にしていたものを指します。

愛用していた時計やアクセサリーや手帳など、故人を思い出すような品が形見と呼ばれます。

遺品のなかでも特に故人が愛用していたもの、その品から故人を思い出すものが形見、と考えるとよいでしょう。

進化系?究極の形見

形見とは故人が愛用していたものを指す場合が多いですが、その品から故人を思い出すもの=形見ですから、 遺髪を形見として残したり、遺骨をペンダントやダイヤモンドに加工して身につける方もいらっしゃるようです。

最近では、故人の生きた証であるDNAを形見として残すサービスを行っている業者さんも登場したようです。

どのような形であれ、亡くなられた方をしのぶことができれば形見といえるでしょう。

 

遺品・遺産・形見の違いまとめ

遺品とは、故人が残したもののなかで金銭価値の低いものすべてのこと。

遺産とは個人が残した財産や金銭価値のあるもののこと。
(マイナスの財産(負債)も遺産に含まれる)

形見とは遺品の中でも、特に故人を思い出す品のこと。
(からだの一部である場合もあり)

 

 

遺品整理と形見分けの違いは?遺品整理のポイント

遺品と形見の違いが分かったところで、遺品整理と形見分けの違いや、遺品整理の時期は?手順は?やり方は?などについてをご説明したいと思います。

 

遺品整理と形見分けの違い

遺品整理をざっくり説明すると、故人の遺品を整理することとそのままの意味です。

形見分けは遺品の中から親族や故人と生前親しかった方へ、思い出の品として分け合ったり、贈ったりすることを指します。

 

遺品整理を行う時期は?

遺品整理を行うタイミングや時期はいつがいいのでしょうか。

葬儀が終わっても、四十九日までは亡くなった方の魂が家にいる、などと考えられたりするため、 四十九日法要が済むまでは遺品整理を控えるご遺族の方が多いようです。
また気持ちの整理がつくまではそのままにしておく、というご遺族の方も多くいらっしゃいます。

しかし、遺品整理を急がなければならい場合もあります。

遺品整理を急がなくてはならない場合

それは、亡くなった方が賃貸の物件に住んでいた場合です。
賃貸物件では毎月家賃が発生しますし、契約などの問題もあるかと思います。

そのような場合は、すみやかに片付けをし、退去手続きをされるご遺族の方が多いようです。

遺品整理と業者選びのポイントと注意点

 

遺品整理と業者選びのポイント

遺品整理でもっとも重要なのは、通帳や権利書など貴重品の捜索ではないでしょうか?

昔は遺族が行っていた遺品整理も、現在は遺品整理業者に依頼して行われるようになってきました。

業者に依頼した場合は、貴重品の捜索や遺品の仕分け作業もおまかせすることになります。

業者選びのポイントとして一番大事なのは信頼できるかどうか?です。
少しでも不信感が生じた場合は、依頼しないようにしましょう。

行政書士さんは仕事柄、遺産相続や遺品整理に詳しいので相談してみるのもおすすめです。

そして次のポイントは料金体系です。

業者によって、無料で行うサービス・オプションや有料となるサービスが異なります。
基本料金は安くても、追加料金が次々と発生しては最終的に高額請求になってしまった!ということのないよう、見積もりの際にしっかりと確認することをおすすめします。

弊社の遺品整理サービスを例に挙げると、弊社では仕分け作業の他に買取できるものを1点1点査定し、買取金額分をお値引きしています。

さらに、遺品整理費用より買取金額が上回った場合は、費用をお支払することなく遺品整理が行える上に、お手元に現金が残ることになります。

このように、買取と遺品整理を一括で行っている業者へ頼んだ方が、買取業者と遺品整理業者を別々に依頼するよりは、 メリットが多いためおすすめできます。

 

業者選びの注意点

すべての遺品整理業者がきちんと遺品整理を行うわけではありません。
貴重品を無断で処分したり、後から高額料金を請求する悪徳業者もいます。


故人やご遺族のお気持ちを踏みにじるような悪徳業者に引っかからないためには、 依頼する側も知識をつけることが一番の得策です。

 

おばあちゃんの一言にスタッフもウルッときた話

 

 

遺品整理に携わる者として伝えたいことがたくさんあり、とても長くなってしまいました。

ここまでお付き合いくださった方、誠にありがとうございます。

最後になりますが、弊社に遺品整理をご依頼くださったおばあちゃんとの想い出を書いて終わりにしたいと思います。

埼玉県志木市にお住いのS様(おばあちゃん)から遺品整理の依頼があったは2017年の少し暖かくなり始めた2月下旬でした。

おじいさんがお亡くなりになったのは1年程前だそうです。
やっと心の整理がついたから遺品を処分をしてほしいとのご依頼でした。

おじいさんの遺品には衣類や布団などの他、趣味で収集していたレコード古いオーディオ機器
骨董品、本や納屋にしまってあった農機具工具などの仕事道具でした。

片付けをすすめるうち、意外なところにしまってあった貴重品を見つけることができました。

またおじいさんとおばあちゃんが若いころの写真もでてきました。

弊社で買取できるものがたくさんあり、おばあちゃんからは費用をいただかずに済み、買取額の差額をお支払いして無事終了しました。

おばあちゃんは古いオーディオ機器やレコードを買い取ってもらえると思っていなかったようですが、昭和の名器と呼ばれる真空管アンプやスピーカーなどがとても良い状態でしまってありましたので、高額買取をさせていただきました。

おばあちゃんは
「おじいさんが大事にしてたものが、こうやって次の人の手に渡って、また大事にしてもらえたらこんなに嬉しいことはないよ。おじいさんも喜んでるねぇ」とうれし涙を流しておられ、私たちスタッフもウルッときてしまいました。

これからも誠心誠意、1点1点真心込めて買取に取り組んで参りたいと思いました。

まとめ

遺品整理や形見分けは、ご遺族の方のお気持ちを整理するためにも必要なことです。

業者に依頼する際は、あとあと嫌な気持ちにならないためにも下記の点をおススメします。

  • 複数の業者から見積もりを取る
  • 信頼できる方から紹介してもらう
  • 買取と遺品整理を一括で頼める業者を探す

 

遺品整理にお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。





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